K9ゲーム®憲章

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(前文)
第6回ジャパンK9ゲーム®を終え、今後、K9ゲーム®をより良い形で普及していくために、今一度K9ゲーム®の開催意義を考えました。今までは、参加者の方にK9ゲーム®の楽しさを体感していただき、イベント内でK9ゲーム®の目的をお伝えしてきました。
しかし、K9ゲーム®の進行スタイルが、タイムやスコアを競うスポーツ形式であるため、本来の第一目的である、「ドッグトレーニングの楽しさを多くの人に伝える」ことから離れ、スコアを競い合うスポーツの意味合いが色濃くなってしまう場面が残念ながら増えているように感じられます。
この原点に立ち返り、ダンバー博士と共に私達が広めたいK9®スピリッツを「K9ゲーム®憲章」という形で明文化しました。
ご一読の上、ご賛同された方に参加していただきたいと思います。

K9ゲーム®憲章

第一章〔目的〕
K9ゲーム®を開催する目的は以下のとおりである。
  1. 人と犬が共に暮らす上で必要なトレーニングとは、双方にとって簡単で楽しい、『優しいトレーニング』であることを、より多くの人に知ってもらう。
  2. ゲームを楽しむことで、参加者と犬のトレーニングに対するモチベーションを上げる。
  3. 参加者が自分の犬の現状のトレーニング到達度を把握し、次の目標を設定してトレーニングを行い、再度、その結果を客観的に評価するという継続的なトレーニングの機会を提供する。
第二章〔原則〕
  1. K9ゲーム®参加者は、犬と共に楽しむことを第一目的として参加すること。
  2. K9ゲーム®参加者は、スポーツマンシップに則って競技に参加すること。
  3. K9ゲーム®の企画趣旨は、犬が日常生活で起こりうる様々な出来事に対応できるようにトレーニングすることである。したがって、K9ゲーム®の種目およびルールは適宜変更されることがある。
  4. K9ゲーム®参加者は、ゲームを安全かつ円滑に進行するために、ジャッジおよび誘導の指示に従うこと。
  5. K9ゲーム®は、よく社会化された人と犬のためのイベントである。他の参加者・犬を危険にさらすおそれのある人や犬の参加は認められない。
  6. K9ゲーム®の参加者はゲームのルールと規定を順守し、ジャッジの判断に反論したり、不満を言うことは認められない。また不満やクレームによりK9ゲーム®イベントの進行を妨げたり、K9ゲーム®の普及に支障をきたした場合は、今後の出場を停止する場合もある。
《ジャパンK9ゲーム®・チャンピオンシップについて》
  1. チャンピオンシップは、その年の選考会において、特にパフォーマンスが優れていた8チームを招待して開催する、K9ゲーム®最高峰のドッグスポーツ・ショーである。
  2. チャンピオンシップ招待チームは、スコアだけでなく、運営側が共に最高のK9ゲーム®・ショーを作り上げるのにふさわしいと判断した8チームが選出される。
  3. チャンピオンシップ招待チームは各個人・チームの記録のみにこだわることなく、第一章に記載したK9ゲーム®の目的をよく理解して、パフォーマンスすることが求められる。
  4. チャンピオンシップ招待チームは、K9ゲーム®を代表して、全国の犬の飼い主へのK9ゲーム®普及に貢献することを意識し、リンクの内外問わず、理想的な家庭犬のハンドラーと犬としての振るまいが求められる。

以上

K9ゲーム®創設者(イアン・ダンバー博士)コメント

K9ゲーム®スピリットについて

競技の第一の目的は、あなたの犬と楽しむことだということを忘れないでください。第二の目的は、あなたがどれだけ楽しいかを見学者に見せることで、見学者が自分の犬をトレーニングしたくなるように促すことです。常に、K9ゲーム®の競技者は人と犬にやさしいドッグトレーニングのアンバサダー(大使)です。
勝つことは、その次の目的に過ぎません。もし勝ったら、おめでとうございます!あなたの努力の成果であることは間違いありませんし、あなたの犬は、あなたのような飼い主さんに恵まれて、とても幸運です。
もし負けたら、次回はうまくいきますよ。でも、覚えておいてほしいのは、笑ったり、大受けしたり、犬もワンワン吠えて、しっぽを振って大喜び、というのがK9ゲーム®の登録商標だということです。遠吠えしたくなるような大成功をお祈りします!

なお、K9ゲーム®に犬と一緒に参加するすべての飼い主とハンドラ―は、一切、自己責任で参加するものです。また全参加者は、K9ゲーム®のルールと規定を順守することに同意いただきます。

2011年1月
Dr.イアン・ダンバー


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